貯金300万円の壁を超える!500万円へ進むための3ステップ

お金の話

「300万貯められたのに何故かそこから増えない」
「貯金が増えたり減ったりを繰り返して、前に進めている気がしない」

そんな悩みを持つ方へ

この記事では、300万円の壁にぶつかった理由と、乗り越えた方法を正直に書いていきます。

こんにちは、トリです。
前の記事では、一人暮らしというライフイベントを経ても、100万円から300万円を貯めた3ステップを紹介しました。


今回はその続き
300万円から500万円へ、どうやって増やしたかをお話しします。

実は、22歳で300万円に到達したあと、しばらく貯金が増えない時期がありました。
グラフを見ていただくとわかるとおり、300万円台を超えるまでに約4年かかっています。

300万円という数字が見えてくると、こんな感覚が生まれます。

「何かあっても、これくらいあれば何とかなるだろう」

この漠然とした安心感が、貯金300万円を上限に生活し始めるきっかけになります。

実際、私がそうでした。

この時期に意識を切り替えられたからこそ、その後の500万円、1,000万円へとつながっていきました。

この記事はこんな方におススメ

  • 貯金300万円で止まってしまう理由が知りたい
  • 300万円の壁を越えて貯金を殖やす方法が知りたい
  • トリの貯金100万円→300万円の続きが読みたい

ぜひ気になる項目だけでも見てみてくださいね!

貯金300万円が壁になりやすい理由

結論:安心感が生まれ、脳が満足して貯金300万円を上限に生活し始めるから

トリ
トリ

「今の生活さえ安定していれば」「もう少し後で考えよう」と
思ったことはありませんか?

金融広報中央委員会の家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)によると、全世代の年間手取り収入の中央値は380万円、20代の中央値は250万円です。

データからわかること

「貯金300万円」は

  • 「明日会社を辞めても、病気で倒れても、少なくとも1年間は今と同じ生活水準を維持できる」という自信がつき、
  • 「自分は世間一般の平均、あるいはそれ以上の位置にいる」という社会的な自己肯定感に繋がる数字

結婚式、引っ越し、車の購入、大きな病気の自己負担額、失業中の生活費…
人生で起こる「急なトラブル」や「やりたいこと」の多くは、300万円以内で収まるため、

「ほとんどの悩み」から解放される金額とも言えます。

このような、

  • 生活への自信
  • 社会的な自己肯定感
  • 悩みからの解放

という3つの要素が組み合わさって安心感を作っているのです。

ポイント

貯金300万円がくれる安心感は
〇 「現状維持」に対して与えてくれる
✕ 「将来の安泰」に対する根拠

300万円は「今の生活を1年守る」には十分ですが、「老後の30年を守る」には全く足りません。

貯金300万円を超えられない生活が続いているのは、「今の生活」が確保されたことで脳が満足し、その先の「長い未来」への想像力が停止してしまった証拠です。

意識を切り替え、この記事で紹介する3ステップを実践して壁を乗り越えましょう!

(参考)金融広報中央委員会「(参考)家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和3年以降)

ステップ1:人付き合いを見直す

付き合う人が、あなたの生活を作っている

アメリカの起業家ジム・ローン氏は、こんな言葉を残しています。

あなたは最も多くの時間を共に過ごす5人の人間の平均になる

収入、思考、お金の使い方・・・気づかないうちに、一番近くにいる人たちの水準に引き寄せられていきます。

貯金300万円の壁にぶつかっていた時期、トリは飲み会に誘われればほぼすべて参加していました。

トリ
トリ

いろいろな人と関わることで自分が変われる気がしたし、
職場の飲み会に参加すれば、仕事が円滑に進むのではないかと思っていたからです。

しかし、ある時気づきました。
「ただお金と時間を使って、気持ちも晴れない関係」と、「有意義な時間だったと思える関係」があるということに。

そこで、「ただお金と時間を使って、気持ちも晴れない関係」については、職場の同期や直属の上司、習い事の先生からの誘いであっても、思い切って距離を置くことにしました。

仕事にもプライベートにも支障は出ませんでした。
むしろ、自由な時間が増え、気持ちが前向きになり、無駄な出費が減りました。

お金と感情の線引きは必要

人付き合いの見直しは、職場や友人だけの話ではありません。
家族や長い付き合いの友人との間でも、お金と感情の線引きが必要になることがあります。

当時、ある事情で、パートに出ていた親の仕事が急になくなったことがありました。

3~4か月は収入がなくなる・・お金足りない・・生活できなくなっちゃう・・

「不安を抱えたまま体調を崩されても困るから」という気持ちで、
トリは親に「50万円」を渡しました。

そして翌週。

見知らぬウサギ
見知らぬウサギ

・・・

トリ
トリ

・・・?

家には、なぜかウサギがいました。

40万あれば足りそうだったから
癒されるために10万でウサギを飼うことにした

トリ
トリ

ちょっと何を言っているのかわからないですね

この出来事を通して感じたのは、
本当にお金を貯められない人は、余裕ができた瞬間に使い始めてしまうということです。

善意でお金を渡しても、それが生活の立て直しではなく、「安心材料」や「感情のはけ口」に使われてしまうケースもあります。

トリの場合、この件以外にも、金銭面や価値観の違いを感じる出来事が重なり、最終的に両親とは距離を取る選択をしました。

なぜ「人付き合いの見直し」が貯金500万円につながるのか?

  • 浪費の連鎖を断ち切れるから
    無意識のうちに相手の金銭感覚に流されることがなくなります。
  • 「自分は何にお金を使いたいか」が明確になるから
    自分なりの「お金の価値基準」が定まることで、資産形成の軸がブレなくなります。
  • 金銭トラブルや不要なストレスを回避できるから
    お金にルーズな人と距離を置くことは、最大のリスクヘッジです。

お金と感情を切り離すことは、冷たさではありません
自分が経済的・精神的に自立することが、将来の大切な人へ「正しい形で」助けの手を差し伸べるための準備にもなります。

ステップ2:収入以外のお金の増やし方を学ぶ

お金に働いてもらう

ステップ1で人付き合いを見直し、時間とお金に余裕ができた頃、次のことを考え始めました。

トリ
トリ

「貯まったお金を、このまま置いておくだけでいいのだろうか?」

そこでまず取り組んだのが、手元のお金を整理することです。

この時点で貯まっているお金を一度整理

お金を次の3つに分けます。

  • 生活防衛資金: 突然のトラブル用のお金。生活費数ヶ月分を、すぐに引き出せる口座に確保。
  • 貯金: 3年以内に使う予定があるお金(結婚、引越し、車など)
  • 投資: 15年以上使う予定がない、将来のためのお金。

5年や10年後に使うかもというお金は、「貯金」と「投資」を併用しながら貯めます。

「投資=危ない」の正体を調べた

正体は「元本割れのリスク*」でした。
*経済状況などで取得した金融商品が購入した時よりも下がってしまい、投資したお金が減ってしまうこと

当時のトリは、元本割れのリスクを最小限にしたいと思い、次の3つのルールを決めました。

  • 「減って困るお金」には手を出さない
     生活防衛費と数年以内に使うお金は投資に使わない。
  • 金融商品を複数に分散させる
     1つの資産が下落しても他でカバー
  • 10年以上長期的に投資を続ける
     金融庁のデータでは、20年間積立・分散投資をした場合、元本割れした確率はゼロ

参考:金融庁 はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック

新NISAを使って投資を始めてみる

そして、楽天証券で口座を開設。
「余剰資金で長期・分散」というルールに従い、NISA制度を活用して、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、通称オルカンでコツコツと積立投資を開始しました。

新NISAとは?
株式や投資信託による利益に税金がかからない国の制度です。
通常投資をした際、運用益と配当金にかかる20.315%の課税が非課税になります。
この制度を利用しないで投資した場合と比べると、約1.25倍の手取りが増えることになるのです。
注意点
 ・新NISA自体が投資商品ではない
 ・投資商品は自分で選ばないといけない
新NISAの始め方は、次の3ステップ
 1 金融機関に新NISA口座開設を申請
 2 口座開設の完了を確認
 3 投資商品を購入

投資商品の選び方がわからない場合は?
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」といった、国/地域の株式に分散して投資ができる商品をおすすめします。
理由は、商品投資は長期的に行うため、その都度リターンが高い商品を探して購入するのではなく、常に一定の成果が得られる商品に投資をすることで、結果的に資産が増やしやすくなるからです。
オルカンよりもリターンが高い商品はありますが、その分リスクも高いです。

出所
金融庁「はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック」
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/guidebook_202307.pdf
金融庁「未来を育む資産形成NISA」
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html

楽天証券「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)【愛称】オルカン」
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000H1T1

なぜ「投資を学ぶこと」が貯金500万円につながるのか?

  • 「お金を貯める・使う」から「お金に働いてもらう」に意識が変わるから
     資産が育つ喜びが、無駄遣いの抑制にもつながります。
  • 経済ニュースが自分事になるから
     知っているだけで得をする情報に、自然と敏感になります。
  • 長期的な視点で判断するようになるから
     目先の小さな損得に一喜一憂せず、投資の利益を再投資することで資産が雪だるま式に増えていきます。

「投資をすればお金が増える」ということでは、決してありません。
ただ始めるだけでは、「元本割れ」というお金が減るリスクもあります。
情報を鵜吞みにせず、自己責任で行いましょう。

ステップ3:健康を大切にする

心と体が整っていないと、お金は守れない

環境を整え、投資も始めた。それでもまだ足りないものがありました。

トリは20代前半、ストレスにより数か月で10キロ以上太った時期があります。
その頃は判断力も落ちていて、気分を紛らわすための出費が増えていました。

心身の不調は、お金を守る判断力を鈍らせます。

ストレスが溜まると、衝動的な支出が増え、依存的な行動に走りやすくなるからです。

トリ
トリ

若くても無理をすると身体は壊れるので、大事にしてあげてくださいね

低コストで続けられる運動習慣を作る

運動習慣を作ろうとして、プール・ボルダリング・ダンス・格闘技と色々試しましたが、どれも長続きしませんでした。
振り返ると、続かなかった理由は共通していました。

  • 特定の施設がないとできない
  • 月会費が1万円以上かかる
  • 年齢を重ねても続けられるか不安

そこで、運動習慣を選ぶ3つのルールを決めました。

  • 習い事をするなら会費が年間1万円程度(月額800円以下)
  • 自宅のすぐ近く、あるいは自宅で完結する
  • 年齢を重ねても無理なく続けられる

「会社」と「家」以外の居場所を持つ

運動習慣に加えて、もう一つ取り入れたのが心の逃げ場を作ることです。

トリは居合道を始めました。年会費は11,000円。週に1回、近所の稽古場へ通っています。

道場では「会社員」としての肩書きも「家庭」での役割も関係ありません。
一振りの刀に向き合うだけで、不思議と前向きな気持ちになれます。

トリ
トリ

今では、家で悩み事がある時は、素振りをしています。
悩みと一度距離を離すことができ、気持ちが落ち着いてきたときに向き合えます。

なぜ「健康を大切にする」が貯金500万円につながるのか?
理由はシンプルです。心身が整っていると、ストレスによる浪費が起きにくくなるからです。

「たまにはご褒美に」「気分転換に何か買おう」
こうした衝動的な支出のほとんどは、どこかで我慢や疲弊が続いているサインです。

心身を整える手段を日常に組み込めば、浪費の理由そのものがなくなっていきます。

まとめ:300万円の壁を越え、500万円へ

トリが300万円の壁を乗り越えるまでに必要だったのは、根性でも我慢でもなく、「今の安心感」から目を覚まして意識を切り替えることでした。

  • 人付き合いを見直し、 自分の「お金の価値基準」を明確にしたこと
  • 投資を学び、貯めるだけだったお金に「働いてもらう役割」を与えたこと
  • 健康を大切にし、ストレスによる浪費が起きない土台を整えたこと

この3つは、節約の話ではありません。 「今の生活さえ良ければ」という意識から、「この先の未来をどう作るか」という意識への切り替えです。

300万円という数字が与える安心感は本物です。
でも、その安心感に乗っかったまま過ごした時間が、貯金を足踏みさせていました。

最初は小さな一歩で構いません。

  • 今付き合っている人の中で、「一緒にいると消耗する」と感じる関係を一つ思い浮かべてみる
  • 手元のお金を「生活防衛資金・貯金・投資」の3つに分けて書き出してみる
  • 「年1万円・近場・一生モノ」の条件で続けられる運動を一つ探してみる

その小さな「やってみた」が、気づけばあなたを500万円、そしてその先へと運んでくれます。

もし、「でも、500万円達成した後は…?」と思われた方は、下の記事も見てみてくださいね。


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