こんにちは、トリです。
「そろそろ貯金しなきゃ」と思っても、なかなか続かないことってありませんか?
筆者も貯金ゼロからのスタートで、どうやってお金を貯めたらいいのかも分からず、焦るばかりの日々を過ごしてきました。
この記事では、そんな筆者が【貯金0円→100万円】を達成するまでに実践した3つのステップを紹介します。
「最初の100万円」は遠いようで、実はその後の資産づくりを左右する一番大切な一歩です。
筆者は、18歳で就職し、29歳で金融資産1,000万円を達成しました。
下のグラフは、その11年間の資産推移です。

◇グラフの特徴
・0万円〜200万円までは比較的順調
・200万円〜300万円あたりで停滞
・500万円を超えてから増加が加速
今回はこのなかでも、貯金0万円だった頃の心理状態と、
貯金100万円の達成するために実際に行った3つの行動を紹介します。
この記事でわかること
〇貯金0万円の心理状態
〇貯金100万円を達成するための3つの行動
・「○○のため」に「いつまで」に「何万貯める」目標を立て、先取り貯金をする
・収入の範囲内で生活する癖をつける
・今の生活にかかるお金を「普通」だと決めつけずに見直す

それぞれ、気になる項目だけでもチェックしてみてください。
きっと今日からできるヒントが見つかります。
貯金0万円の心理状態:お金の貯め方がわからない
この時期の筆者は、「貯金に成功した経験が一度もない」状態でした。
そのため、どうすればお金が貯まるのか分からず、手探りで過ごしていました。

その代わり、「貯金をしたおかげで○○ができた」と成功体験ができればすぐに脱出できるステージでした
また、当時は「若いうちの自己投資だから」と自分に言い聞かせて色々とお金を使っていました。

色々やった方が成長に繋がる気がしたし、高い方が良い結果が得られる気がしていたなぁ
今振り返ると、自分への投資と浪費の線引きがあいまいだった時期でした。
でも、この時期の試行錯誤が「お金の使い方を考える」きっかけになったと思います。
行動①:「○○のため」に「いつまで」に「何万貯める」目標を立て、先取り貯金をする
就職してしばらくたった頃、ふと「妹の進学費用を、いざというときに出してあげられたらかっこいいかも」と思いました。
そこから筆者は、「3年で200万円」を目標に生活をするようになります。
単純計算をすると毎月約5.5万円の貯金が必要でしたが、当時の収入では現実的ではありません。
そこで筆者は「月3万円を天引き給与+残ったお金はすべて貯金」というルールを決めました。

少しでも貯金したくて、自然と自動販売機でコーヒーを買わなくなりました
「○○のために、いつまでに、いくら貯める」
この3点を決めると、毎月いくら貯める必要があるかがはっきりします。
月の貯金額を決めたら、そのお金は最初に自分から遠ざけるのがポイントです。
・ 給与の振り込み直後に貯蓄用口座へ移す
・ 勤務先に財形制度があれば、給与天引きにする
こうした「手元に残さない仕組み」をつくれば、無理なく継続できます。
また、「少しでもこの目標に近づきたい」と思えるような目標を立てられると、
小さな出費にも自然とブレーキが掛けられるかもしれません。
この段階では生活費に余裕がないことも多いため、無理に投資をする必要はありません。
貯めるお金を目的どおりに使うかは、貯めてから考えればいい
この方法を続けていけば、目標金額(妹の進学費用)に到達できそうだと感じた頃、
妹とこんな話をしたことがありました。

実は貯金していてさ。進学するのに必要だったらお金は出せるよ

「(トリ)がいないと学校に行けなかった」とは思いたくない
奨学金を借りてでも、自分の力で行く。
だから、そのお金は自分のために使いな

かっけぇ・・・
妹の言葉をきっかけに、ずっと踏み切れずにいた一人暮らしと歯科矯正を始めることにしました。
この出来事をきっかけに始めた一人暮らしは、仕事や人間関係、考え方も含めて、
今の人生につながる大きな転機になっています。
また、歯科矯正をしたことで、長年コンプレックスだった歯並びから解放され、
口を開けて笑えるようになりました。
結果として、当初考えていた使い道とは変わりましたが、
お金を貯めていたからこそ、選べた未来がありました。
そして、この成功体験が、貯金を「特別なこと」から「習慣」に変える第一歩になりました。
行動②:収入の範囲内で生活する癖をつける
一人暮らしを始めてから、すべての出費を自分で管理できるようになったことをきっかけに、家計簿をつけ始めました。

自分が何にどれくらいお金を使っているのか、初めて「見える化」できました。
しばらく記録を続けてみると、月末には支出が収入とほぼ同じになっている月が何度もありました。
そのときに気づいたのは、「収入の範囲ギリギリで暮らす=実は少し使いすぎている状態」だということです。
支出が収入と同じくらいになっている場合、
それは少し使いすぎの状態だと考えたほうがよいでしょう。
大切な視点は、
「周りと比べて自分は質素な暮らしをしているか」ではなく、
「自分の収入に見合った生活ができているか」
家計の収入と支出を一度すべて洗い出し、
「収入の範囲で生活する」という感覚を身につけておくと、
結婚や出産、転職などで環境が変わったとしても、貯金できる生活を続けやすくなります。

無理に節約している感覚はなく、「これが自分の普通なんだ」と思えるようになったのが大きかったです。
マネーフォワードMEで家計管理がおすすめ
マネーフォワードMEは、銀行口座やクレジットカードと連携して
家計を自動で集計してくれる家計簿アプリです。
筆者はこのアプリを使う前まで、ノートに手書きで家計簿をつけていました。
しかし、仕事が忙しい日が続くと、机の上にレシートが溜まっていくこともしばしば。

休日に、レシートを日付順に並べ替え、一つずつ記入し、
口座や財布の残高と帳簿が合わずに計算し直す……
段々と、「家計簿をつけること自体が負担」になっていました。
なんとかできないかと探して、今も利用しているのが、この「マネーフォワードME」です。
結果として、
- 家計簿をつけ忘れることがなくなり
- お金の流れを把握するハードルが一気に下がりました
今では、家計管理を続けるうえで欠かせないツールになっています。
残業代に頼った生活はしない
公務員時代、ある時期だけ業務量が極端に増え、
どうしても長時間の残業をせざるを得ない部署に配属された同僚がいました。
その同僚は、繁忙期の最中にこう言っていました。

毎月ボーナスをもらっているみたいな生活だ
当時は、「大変そうだけど、前向きに仕事に向き合えているなら良かった」程度に受け取っていました。
ところが、翌年の同じ時期になると、明らかにその同僚の生活の質が変わっていたのです。
前年の繁忙期を通じて得た残業代に味を占めたのか、車やバイクといった趣味に多くのお金を使うようになっていました。
すっかり残業代をあてにする生活になっていたのだと思います。
しかし、その翌年、同僚は異動となり、
これまでのような残業がほとんどない部署に配属されました。
結果として、同僚は車を手放すことになります。
さらに、リボ払いをしているらしいという噂も聞こえてきました。
残業代に頼った生活は、環境が変われば簡単に崩れます。
収入は、金額の多さだけでなく、内訳にも目を向けることが大切です。
残業代のほかボーナスといった臨時収入をあてにせず、
「収入(基本給)の範囲内で生活する」この意識を持つようにしましょう。
行動③:今の生活にかかるお金を「普通」だと決めつけずに見直す
筆者は、自分で着物を着られるようになりたくて、一時期、着物教室に通っていました。

当時はどこでも良いから「着物教室」に行けさえすれば、
着物が着れるようになると思っていたなぁ・・・
最初に通った教室は免許制で、自分で着たいだけなのに人への着付けも練習し、費用は月1万円。
さらに、販売会で結局一度も着ることのなかった着物を、ウン十万円で購入することに。
出費があまりにも辛くなり、辞めようとしていた頃、着物つながりで知り合った方から、別の教室を紹介してもらいました。
結果、ちょっとしたお出かけであれば問題なく着付けられるようなり、費用は月1,000円ほど。
この出来事をきっかけに、「ほかにももっと抑えられるのかもしれない」と調べるようになりました。
住居費、光熱費、食費、日用品費、通信費、衣服費、交際費、医療費、サブスク費、趣味費……と、生活にはさまざまな支出があります。
それぞれの費目に支払っている金額は、
本当に「その金額でなければならない」ものなのでしょうか。
同じ内容でも、「より安価なプラン」、「自分の使い方に合ったサービス」が存在することは少なくありません。
「今の生活費はこれくらいが普通だから」と決めつけず、一度立ち止まって見直してみるだけでも、無理をせずに減らせる支出が見つかることがあります。

節約って我慢ではなく、「自分に合った形を選び直す」ことなんだと気づきました。
固定費の見直し
趣味費の次は、ちょうど携帯を買い替えたかったので、携帯の通信費から見直すことにしました。
その次は光熱費と一つずつ見直していきました。
一人暮らしをしている方は、まず固定費の見直しから始めましょう。
変動費でなく固定費から始める理由は、固定費の方が、一度見直してしまえば、
その後に特別な努力をしなくても効果が続く費目だからです。
「どの費目から手をつければいいか分からない」という場合は、下の記事をチェックしてみてください。
満足度を下げずに支出を見直す
家計管理を続けている中で、「この出費はなくても良かったな」と感じた瞬間がありました。
たとえば、
・帰宅途中にふらっと立ち寄ったコンビニで買うコーヒーやお酒
・何を作るか決めないまま、なんとなく買った食材
こうした「なんとなくの出費」を減らすために、筆者は一つだけルールを決めました。
「何を買うか」を決めてから買い物に行き、余計なものは買わずに帰る。
本当にそれだけのことですが、実践した月から食費が目に見えて下がりました。
「自分が何をしたいのか」「どこまでできれば満足なのか」をはっきりさせることで、
必要なところにだけお金をかけることができます。
支出を見直すとは、「お金を使わないこと」ではありません。
「自分の満足度を保ちながら、使い方を選び直すこと」なのです。
ふるさと納税を活用する
「ふるさと納税お得だよ!やってないの?」と当時の職場の方々から言われたので始めました。
返礼品で「トイレットペーパー」や「ティッシュ」などの日用品をもらうと1年間買い物いらずでとても楽でした。
「納税」とありますが、任意の都道府県、市区町村への「寄付」をする制度です。
自分の住まいがある自治体に納税する税金を、任意で選択した自治体に寄付することで、自己負担額2,000円を除いた金額が税金の控除が受けられる仕組みになっています。
そして、2026年1月時点では、この制度を活用して寄附を行うと、自治体から寄附金額の30%の金額を上限とした返礼品がもらえます。
控除上限額までの寄附を行えば、実質、自己負担額2,000円で地域の名産品や宿泊券といった返礼品がもらえるという、お得な制度です。
ただし、人によって収める納税額は違います。必要以上にするとそれはただの寄附になりますので、以下のような控除額シミュレーションを使用し上限額内で上手に活用しましょう。
◆さとふる控除額シミュレーション
https://www.satofull.jp/static/calculation01.php
まとめ:貯金100万円を達成したら
最初の100万円を貯めた頃には、「お金が貯まる感覚」が少しずつつかめているはずです。
貯金が「特別なこと」から「日常の一部」に変わるタイミングでもあります。
貯金が当たり前となり、収入の範囲内で生活し、生活にかかるお金を見直したあなたなら、これからの資産づくりの基礎はすでに整っています。
貯金200万円~300万円もこのままの生活を続ければ必ず達成できます。
無理を重ねるより、「仕組みと習慣」を積み上げていく方が、結局いちばん早いのです。
焦らず、自分のペースで「お金との付き合い方」を育てていきましょう。



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