「貯金はしたいけどなぜか貯まらない」
「お金の貯め方がわからない」
そんな悩みを持つ方へ、この記事を読むと、こんなことがわかります。
- 貯金ができない本当の理由
- 「貯金の仕組み」を作ると500万・1000万も目指せる理由
- 年収250万・貯金ゼロから2年で100万円を貯めた3ステップ
こんにちは、トリです。
社会人としての生活を始めたのは18歳の時。
当時の年収は250万円、貯金はお年玉などで貯めた13万円からのスタートでした。
最初は「どうやって生活すればお金は貯まるんだろう…?」と悩む日々…
色々失敗もしましたが、無事2年以内に100万円を貯めることに成功しました!
その後もお金との付き合い方を見直しながら、29歳に資産1,000万円を到達しています!
ちなみに下のグラフは、11年間の資産推移です↓

「最初の100万円」は、その後の資産づくりを左右する一番大切な一歩です。
到達までの個人差はあっても
「100万円を貯められる人なら、500万円、1,000万円でも貯められる」と考えています。
この記事で解説すること
〇100万円を貯められる人なら1,000万円でも貯められる理由
〇貯金100万円を達成するための3ステップ
ステップ1「○○のため」に「いつまで」に「何万貯める」目標を立て、先取り貯金をする
ステップ2 収入の範囲内で生活する癖をつける
ステップ3 今の生活にかかるお金を「普通」だと決めつけずに見直す
気になる項目だけでもチェックしてみてくださいね!
100万円を貯められる人なら1,000万円でも貯められる理由
結論:貯金の仕組みが出来上がるから
100万円という金額自体が特別というよりも、
そこに到達するまでにお金の扱い方が変わることが大きなポイントです。
100万円を貯めるまでには、「先取りで貯金する」「収入の範囲で生活する」「固定費を見直す」など、お金を貯める仕組みを少しずつ整えていく必要があります。
つまり、100万円を貯められた時点で、すでにお金が貯まる仕組みができあがっているということ。
一度作られた仕組みを続けることで、500万円、1,000万円と資産を増やしていくことができるのです。
貯金の仕組みができないといつまで経っても貯まらない
「年齢とともに年収が上がれば、自然と貯金もできるようになるのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際のデータを見ると必ずしもそうではないことがわかります。
金融経済教育推進機構が公表している2025年「家計の金融行動に関する世論調査」によると、単身世帯で「運用のため、または将来に備えて蓄えているお金(生活費を除く)」の保有額は次のとおりです。
| 年代 | 資産100万円未満の人の割合 | 平均値 | 中央値 |
|---|---|---|---|
| 20代 | 57.8% | 255万円 | 37万円 |
| 30代 | 46.5% | 501万円 | 100万円 |
| 40代 | 47.2% | 859万円 | 100万円 |
| 50代 | 45.3% | 999万円 | 120万円 |
| 60代 | 39.5% | 1,364万円 | 300万円 |
| 70代 | 27.5% | 1,489万円 | 500万円 |
| 全体 | 43.8% | 919万円 | 130万円 |
まず、中央値って何だろう?と思う方もいるかもしれません。
中央値とは、金額を低い順に並べたときにちょうど真ん中に位置する人の金額のことを指します。
平均値は一部の高資産の人に引っ張られて数値が上がるため、実態に近いのは中央値だと言われています。
データを見ると、20代から50代までの約半数が資産100万円未満という状況です。
60代以降は退職金などの影響で割合が減っていると考えられます。
特に20代では、過半数が資産100万円未満です。
もしあなたが20代なら、100万円を貯められるだけで同年代の中でも上位に入ることになります。
ただ、それ以上に注目したいのは、30代から50代まで「資産100万円未満の割合」がほとんど変わっていないこと。つまり、年齢を重ねても貯金ができない人は一定数いるということです。
中央値はそれほど大きく増えていませんが、平均値は年代とともに大きく上がっています。
これは資産を増やせる人と増やせない人の差が、年齢とともに広がっていることを意味しています。
この差を生むのが、「貯金の仕組みができているかどうか」です。
貯金は
「年齢を重ねれば自然とできるようになる」
「いつか気づいたらお金が貯まっている」
というものではありません。
だからこそ、今のうちに「貯金の仕組み」を作ることが大切です。
このあと紹介する3つのステップで貯金の仕組みを作り、
まずは100万円の達成を目指してみてください。
そして500万円、1,000万円と資産を増やしていきましょう!
ステップ1:「○○のため」、「いつまで」に「何万貯める」目標を立て、先取り貯金をする

あなたが貯金をしたいと思ったきっかけは何でしたか?
トリは、就職してしばらくたった頃、ふと「妹の進学費用を、いざというときに出してあげられたらかっこいいかも」と思ったことでした。
そこからトリは、「3年で200万円」を目標に生活をするようになります。
単純計算をすると毎月約5.5万円の貯金が必要でしたが、当時の収入では現実的ではありません。
そこでトリは「月3万円を天引き給与+残ったお金はすべて貯金」というルールを決めました。

少しでも貯金したくて、自然と自動販売機でコーヒーを買わなくなりました
なぜ「目的のある先取り貯金」が100万円に繋がるのか?
具体的な目標を立てて仕組み化することが貯金0円から100万円への脱出を成功させる理由は、次の3つです。
① 「意思の力」を使わずに済むから
人間は、目の前にお金があれば使いたくなる生き物です。「今月は余ったら貯金しよう」という決意は、ほとんどの場合、誘惑に負けてしまいます。
給与天引きや口座振替で、「最初からなかったもの」として遠ざける仕組みを作ったことで、毎月悩むエネルギーを使わずに、貯金をすることができます。
② 「何のために」が、日常の小さな選択を変えるから
強い目的意識は、脳のフィルターを書き換えます。
これまで無意識に買っていた何かに対し、ふと「これは目標に近づくために必要かな?」とブレーキがかかるようになるのです。
これは我慢ではなく、「より価値のあるものへの優先順位の変更」です。
このマインドの変化が、100万円達成までのスピードを早めます。
③ 「自分は貯金ができる」という成功体験になるから
仕組みを作り、月々の出費をコントロールし、着実に残高を増やしていく。
その仕組み作りが、「自分は自分の人生をコントロールできている」という自信に繋がります。
この自信こそが、一時的な節約で終わらせず、100万円を超えてさらに資産を増やしていくための「貯金体質」を作ってくれます。
貯めるお金を目的どおりに使うかは、貯めてから考えればいい
この方法を続けていけば、目標金額(妹の進学費用)を達成できそうだと感じた頃、
妹とこんな話をしたことがありました。

実は貯金していてさ。進学するのに必要だったらお金は出せるよ

「(トリ)がいないと学校に行けなかった」とは思いたくない
奨学金を借りてでも、自分の力で行く。
だから、そのお金は自分のために使いな

かっけぇ・・・
妹の言葉をきっかけに、ずっと踏み切れずにいた一人暮らしと歯科矯正を始めることにしました。
この出来事をきっかけに始めた一人暮らしは、仕事や人間関係、考え方も含めて、
今の人生につながる大きな転機になっています。
また、歯科矯正をしたことで、長年コンプレックスだった歯並びから解放され、
口を開けて笑えるようになりました。
結果として、当初考えていた使い道とは変わりましたが、
お金を貯めていたからこそ、選べた未来がありました。
そして、この成功体験が、貯金を「特別なこと」から「習慣」に変える第一歩になりました。
ステップ2:収入の範囲内で生活する癖をつける

一人暮らしを始めてから、すべての出費を自分で管理できるようになったことをきっかけに、家計簿をつけ始めました。

自分が何にどれくらいお金を使っているのか、初めて「見える化」できました。
しばらく記録を続けてみると、月末には支出が収入とほぼ同じになっている月が何度もありました。
そのときに気づいたのは、「収入の範囲ギリギリで暮らす=実は少し使いすぎている状態」だということです。
大切なのは「自分の収入に見合った生活ができているか」
家計を管理することは、自分がいくらあれば幸せになれるのかを知る作業でもあります。
「周りと比べる」のをやめ、自分の収入という現実にしっかりと着地した生活をスタートさせること。
支出が収入と同じくらいになっている場合、
それは少し使いすぎの状態だと考えたほうがよいでしょう。
家計の収入と支出を一度すべて洗い出し、
「収入の範囲で生活する」という感覚を身につけておくと、
結婚や出産、転職などで環境が変わったとしても、貯金できる生活を続けやすくなります。

無理に節約している感覚はなく、「これが自分の普通なんだ」と思えるようになったのが大きかったです。
アプリに任せて家計簿をつける
最初はノートに手書きで家計簿をつけていました。
しかし、仕事が忙しい日が続くと、机の上にレシートが溜まっていくこともしばしば。

休日に、レシートを日付順に並べ替え、一つずつ記入し、
口座や財布の残高と帳簿が合わずに計算し直す……
次第に「家計簿をつけること自体が負担」になり、管理が止まってしまうこともありました。
そこで導入したのが、家計簿アプリの「マネーフォワード ME」です。
- 家計簿をつけ忘れることがなくなり
- お金の流れを把握するハードルが一気に下がりました
マネーフォワードMEとは?
マネーフォワードMEは、銀行口座やクレジットカードと連携して
家計を自動で集計してくれる家計簿アプリです。
なぜ「アプリでの自動化」が貯金100万に繋がるのか?
「手書き」から「アプリ」へ。この変化が100万円到達に繋がった理由は、単に時短になったからだけではありません。
家計管理は「頑張らない仕組み」が大きな影響を与えます。
貯金100万円への道のりは、数日で終わるものではありません。
大切なのは、意志の力で頑張ることではなく、「頑張らなくても把握できている状態」を作ることです。
「家計簿をつけて収入の範囲内で生活しよう!」と目標立てても、家計簿をつけることが負担で挫折してしまっては本末転倒です。
ツールに頼って管理のハードルを下げることで、着実にお金を貯める生活を習慣化できます。
残業代に頼った生活はしない
公務員時代、ある時期だけ業務量が極端に増え、
どうしても長時間の残業をせざるを得ない部署に配属された同僚がいました。
その同僚は、繁忙期の最中にこう言っていました。

毎月ボーナスをもらっているみたいな生活だ
当時は、「大変そうだけど、前向きに仕事に向き合えているなら良かった」程度に受け取っていました。
ところが、翌年の同じ時期になると、明らかにその同僚の生活の質が変わっていたのです。
前年の繁忙期を通じて得た残業代に味を占めたのか、車やバイクといった趣味に多くのお金を使うようになっていました。
すっかり残業代をあてにする生活になっていたのだと思います。
しかし、その翌年、同僚は異動となり、
これまでのような残業がほとんどない部署に配属されました。
結果として、同僚は車を手放すことになります。
さらに、リボ払いをしているらしいという噂も聞こえてきました。
生活水準は「一番低い時」に合わせる
100万円を貯めるために必要なのは、大きな一攫千金ではなく、「どんな時でも確実に黒字を出せる仕組み」です。
収入は、金額の多さだけでなく、内訳にも目を向けることが大切です。
残業代のほかボーナスといった臨時収入は「おまけ」
「収入(基本給)の範囲内で生活する」この意識を持つようにしましょう。
ステップ3:今の生活にかかるお金を「普通」だと決めつけずに見直す

トリは、自分で着物を着られるようになりたくて、一時期、着物教室に通っていました。

当時はどこでも良いから「着物教室」に行けさえすれば、
着物が着れるようになると思っていたなぁ・・・
最初に通った教室は免許制で、自分で着たいだけなのに人への着付けも練習し、費用は月1万円。
さらに、販売会で結局一度も着ることのなかった着物を、ウン十万円で購入することに。
出費があまりにも辛くなり、辞めようとしていた頃、着物つながりで知り合った方から、別の教室を紹介してもらいました。
結果、ちょっとしたお出かけであれば問題なく着付けられるようなり、費用は月1,000円ほど。
この出来事をきっかけに、「ほかにももっと抑えられるのかもしれない」と調べるようになりました。

節約って我慢ではなく、「自分に合った形を選び直す」ことなんだと気づきました。
「自分にとっての適正価格」を知り、賢く選び直す
住居費、光熱費、食費、日用品費、通信費、衣服費、交際費、医療費、サブスク費、趣味費……と、生活にはさまざまな支出があります。
それぞれの費目に支払っている金額は、
本当に「その金額でなければならない」ものなのでしょうか。
「なんとなく勧められた保険」「昔から使っているスマホプラン」……。
「もっと安くて良いものがあるかも」と調べる癖がつくと、世の中のあらゆるサービスを比較検討するようになります。
同じ内容でも、「より安価なプラン」、「自分の使い方に合ったサービス」が存在することは少なくありません。
「今の生活費はこれくらいが普通だから」と決めつけず、一度立ち止まって見直してみるだけでも、無理をせずに減らせる支出が見つかることがあります。
固定費の見直し
着物教室の件で「もっと抑えられるはず」と確信したトリは、次にちょうど買い替えを検討していた携帯電話の通信費を見直すことにしました。大手キャリアから格安プランへ乗り換え、その次は光熱費、さらには保険……と、優先順位の高いものから一つずつ見直していきました。

最初は面倒に感じる作業もありましたが、一つ完了するたびに「月々の支払額」が目に見えて減っていくのが面白かったです。
なぜ「固定費の見直し」が貯金100万に繋がるのか?
「固定費の見直し」が与える効果は次の3つです。
① 「一度の努力」が「一生の貯金」に変わる
② 「小さな変化」が「大きな結果」を生む
③ メンタルを削らずに、手取りが増える
3つの効果の詳細とトリが実際に月1万円削減した3つの支出については、下の記事で紹介しています。
満足度を下げずに支出を見直す
家計管理を続けている中で、「この出費はなくても良かったな」と感じた瞬間がありました。
たとえば、
・帰宅途中にふらっと立ち寄ったコンビニで買うコーヒーやお酒
・何を作るか決めないまま、なんとなく買った食材
こうした「なんとなくの出費」を減らすために、トリは一つだけルールを決めました。
「何を買うか」を決めてから買い物に行き、余計なものは買わずに帰る。
本当にそれだけのことですが、実践した月から食費が目に見えて下がりました。
なぜ「満足度を下げない見直し」が貯金100万に繋がるのか?
「なんとなく」の支出を削ることは、単なる節約以上の3つの効果があります。
① 「小さな無意識の支出」の破壊力を知る
コンビニでのコーヒーやなんとなく買ったお菓子。一つひとつは数百円ですが、それが積み重なると月に数万円という大きな金額になります。
「なんとなく」を卒業し、目的を持って買い物をするようになると、この「無意識に消えていたお金」がそっくりそのまま貯金口座に残るようになります。
② 「本当に欲しいもの」に集中できる力がつく
「何を買うか決める」という行為は、自分の欲望を整理するトレーニングになります。
適当な買い物で一時的な満足感を得るのではなく、「自分にとって本当に必要なもの、価値のあるもの」にお金を注ぐ。 この判断基準が磨かれると、100万円という目標に対しても「今これにお金を使うより、100万円貯める方が私は満足できる」と、自信を持って優先順位をつけられるようになります。
③ 「自分を律している」という自己効力感が生まれる
なんとなく買い物をして、あとでレシートを見て後悔する生活は、自己肯定感を下げてしまいます。
しかし、「決めたものだけを買う」という小さな成功体験を毎日積み重ねることで、「私は自分のお金をコントロールできている」という心の安定に繋がります。
支出の見直しは、決して「お金を使わないこと」や「色気のない、ひもじい生活をすること」ではありません。
「自分の満足度を保ちながら使い方を選び直し、自分を幸せにする技術を磨くこと」です。
ふるさと納税を活用する
「ふるさと納税お得だよ!やってないの?」と職場で勧められて始めたふるさと納税でしたが、
返礼品で「トイレットペーパー」や「ティッシュ」などの日用品をもらうと1年間買い物いらずでとても楽でした。
ふるさと納税とは?
「納税」とありますが、任意の都道府県、市区町村への「寄付」をする制度です。
自分の住まいがある自治体に納税する税金を、任意で選択した自治体に寄付することで、自己負担額2,000円を除いた金額が税金の控除が受けられる仕組みになっています。
そして、2026年1月時点では、この制度を活用して寄附を行うと、自治体から寄附金額の30%の金額を上限とした返礼品がもらえます。
控除上限額までの寄附を行えば、実質、自己負担額2,000円で地域の名産品や宿泊券といった返礼品がもらえるという、お得な制度です。
ただし、人によって収める納税額は違います。必要以上にするとそれはただの寄附になりますので、以下のような控除額シミュレーションを使用し上限額内で上手に活用しましょう。
(参考)さとふる控除額シミュレーション
https://www.satofull.jp/static/calculation01.php
制度を味方につければ、貯金はもっと「楽」になる
「ふるさと納税」のような国が用意したお得な制度を賢く使い、「無理なく支出が減る仕組み」を整えることは、貯金100万円への近道になります。
また、「自分の控除上限額はいくらか?」をシミュレーションし、制度を正しく理解して活用する過程は、立派なお金の勉強です。
「なんとなく税金を払う」のではなく、「制度を利用して賢く資産を守る」という節税意識がマネーリテラシーの向上に繋がります。
まとめ:「お金の貯め方がわからない」を卒業し、貯金100万円へ
トリは100万を貯めるまでに失敗や試行錯誤があったからこそ、「自分にとって本当に価値のあるお金の使い方」を真剣に考えるようになりました。
貯金をするのに必要だったのは、根性ではなく、「貯金の仕組み作り」と「貯金をしたおかげで、やりたいことができた」という成功体験でした。
- 仕組みを作り、 妹の進学費用のために先取り貯金を始めたこと
- 家計を可視化し、 「収入の範囲内」という現実に向き合ったこと
- 固定費や買い物を見直し、 満足度を下げずに支出を削ったこと
これらを一つずつクリアして、100万円というお金を手にしたとき、私は単にお金を得ただけでなく、「自分は、自分の力で未来を変えられるんだ」という一生モノの自信を手にしました。
もし今、あなたが「お金の貯め方がわからない」と悩んでいるのなら、それはあなたが「自分らしいお金の使い方」を見つけるスタートラインに立っているということです。
最初は小さな変化で構いません。
家計簿アプリを入れてみる、自販機のコーヒーを一回我慢してみる、給与天引きを設定してみる。
その小さな「成功」の積み重ねが、いつの間にかあなたを100万円、そしてその先の未来へと運んでくれます。
かつての私と同じように、あなたが手探りの日々を卒業し、自分自身の手で安心を築いていけるようになることを、心から応援しています。
もし、「でも、100万円達成した後は…?」と思われた方は、下の記事も見てみてくださいね。





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